2005年6月18日(土) Mellow Light YOKOHAMA(曽我部恵一、Caravan他)@club Lizard YOKOHAMA
こんなシンプルなことに何で気づかなかったの いつだって明日は見えないけど
とっても不思議なこと とっても素敵なこと We are always LOVE-SICK。。。
開場が18:00の予定だったが、リハの遅れや、係員の整理の
不手際などもあって、19:00前から入場開始。当然初めて行った
ライブハウスだったが、中は200人ぐらい入れば一杯。年齢層は
結構高めで、カップルも少なく男女比は4:6ぐらいだったか。
整理番号が早かったので、前から4列目ぐらいのステージ向かって
右側の壁際のカウンターのある場所に陣取った。
ライブハウス前に張り出されていた本日のライブアクト。 THE SUSAN、SPECIAL OTHERS、CARAVAN、曽我部恵一の四組が出演。さりげなく張り出しているのを通りがかりの人々が見て、なんか驚いた表情をしていたのが印象的だった。
アンコール時の曽我部恵一。持込物のチェックを一切していなかったために、結構みんな写真を撮っていた。こういうライブもあるんだなと感心。
客はイタイ客はほとんどおらず、みんな思い思いにライブを
楽しもうとゆる~い雰囲気。「アリ」の女の子が多かった。
ライブが始まる前からビールでのどを潤し、準備は万全。
寝不足でかなり眠くなってきていた。約一時間ほどの遅れ
で19:20頃にようやくライブが始まった。
1.THE SUSAN
5人編成のガールズバンド。グランジ、オールタナティブ、ライトな
サイケな感じの曲をやっていた。9曲ほどやったか。なんだか学園祭
の雰囲気が漂う。MCが全て英語というのはちょっと違和感があった。
後に控えるアクトを考えるとあくまでも前座扱いになってしまうのは
いたしかたないか。やや物足りない。25分ほどやった。
2.SPECIAL OTHERS
20分ほどのセッティングの後登場。キーボード、ギター、ウッドベース、
ドラムの四人組編成のインストバンド。アップテンポのインストナンバー
を前のめりな感じで繰り出してくるので、リズムに体を乗せているだけで、
だんだん音楽に酔う感じになってくる不思議なバンド。その昔、ギター
一本でサイケの世界に引きずり込まれたTHEATER BROOKの佐藤タイジ
のプレイを思い出したが、少し雰囲気は違う。演奏の質がもう少しあがって
くれば面白いバンドになりそう。メロディラインはきれいだし、独特の雰囲気
は持っている。今後に期待。5曲を40分ほどでやった。
3.CARAVAN
本日のお目当ての一つ。始まった頃には21:30を回っていた。この頃から
客が前に詰め始める。CARAVANは2回目。いつもと同じサポートメンバー
での出演。
(セットリスト)
1.Trip in the music
2.Folks(たぶんこれだったと思う)
3.ハミング・バード
4.Camp
5.Night Song
6.Soul Music
7.Stay
8.Think (の順番だったと思う。)
とにかくいいものはいい。このゆるさがたまらない。どの曲も同じような
テンポでよく似ていると感じるかもしれない。声が福山雅治そっくり
だといわれようとも、伝えようとしているメッセージが明確だし、その
メッセージをきちんと伝えることが出来るだけの力量をきちんと
持っている。前向きなメッセージが聞いているものを幸せな気分に
することが出来るアーティスト。今後もできるだけ足を運びたい。
最高だった。
4.曽我部恵一
すでに出演した頃には10:30を回っていた。客席の中から登場。
今日のライブは一体いつまで続くのか(笑)。さすが大御所。出てきた
瞬間に会場中が一気にヒートアップ。曽我部恵一バンドの息もぴったり。
のっけからアップテンポの曲で攻めまくり。ベース、ギターも次々に客席に
ダイブしている。次にどういう展開かがわかっていても止められないのが
曽我部恵一のライブの魅力の一つ。曽我部はこれで4回目。
(セットリスト)
1.ハルコロック
2.トーキョーストーリー
3.きみの愛だけが
4.シモーヌ
5.FIRE ENGINE
6.Telephone Love
7.青春狂走曲
8.LOVE-SICK
9.STARS
(アンコール)
10.Mellow Mind
もう毎度おなじみのセットリストのような気もするが、それでも心から
そのノリを楽しむことが出来るライブ。「FIRE ENGINE」がくどすぎる
とか、「Telephone Love」の演出はもう飽きたとか色々と思うところ
はあるが、「青春狂走曲」「や「シモーヌ」が始まるとやはり自然と
ハイな気分になる。
最後の「STARS」の時には本日の出演者が全員ステージ上に上がって
客とともに大合唱。強烈に盛り上がっているので、Caravanなんかは
客席の写真をしきりにステージ上から撮っていた。出演者も客も全員が
ハッピーな気分になれる。それだけで十分だろう。
大合唱でライブが終了後、客が半分ぐらいに減ったところで、突然
曽我部恵一がギター一本で登場。アンコールを一曲やって大盛況。
終了したのはなんと23:50頃だった。
ライブ終了後、セットリストはないものかとステージ前でうろついていたら
スピーカーに貼ってあったので、係員に「くれないか」と聞くと「バンドの
人の了解がないと」とつれない答え。しかし、「あっ。今メンバーの人が
トイレに行かれたので聞いてみたら」と言ったのでベースの人に「くれま
せんか」と聞くと「どうぞどうぞ」と快諾してくれたので、本日も生セットリスト
をゲット。
本日の曽我部恵一のセットリスト。8曲目の「瞬間と永遠」はやっていない。変わりに「ミュージック!」をやったような気がしたが。
帰りに物販のところへ行ったらCARAVAN自らがCDなどの直接販売をしていた
のでとりあえず「この前のNEW BREEZEも行きましたよ」と言うといたく感激して
「わざわざ関西から来てくれたんですか。ありがとうございます。」と握手の連続。
それにしてもでかくてごっつい手だ。すべてのCDを持っていたのでDVDを購入。
サインをしてもらう。「7月2日の代官山UNITのライブも行きますんで頑張って
ください」というとさらに感激して握手、握手。一体何回握手しただろうか。Caravan
は少し酔っていたのでややハイな感じだったが、それにしてもいい兄ちゃんだ。
さらにファンになった。これからも頑張ってほしい。さらにライブハウスを出たところで
CaravanのキーボードをサポートしているYANCHYとばったり出くわしたので、握手を
しながら、しばし歓談。本当に客とアーティストが一体になった温かい、すばらしい
ライブだった。これだからワンパターンでも曽我部恵一主催のライブは止められ
ない。何度でも足を運びたくなる。お願いだから関西でもやってほしい。
CaravanのDVDとサイン。これ以外のものは全て持っていたので、想定外の購入。しっかりと力強い字でサインをしていた。有名になってもいつまでもこういう客を大事にする姿勢を持ち続けていてほしい。
みなとみらい線の元町・中華街駅からナカボウズ宅の最寄り駅まで移動
しようとしていたら、ナカボウズから電話。あまりにも遅いのでしびれを
きらしたようだ。やや怒り気味。しかも電車で降りる駅を一つ間違えたので
結局ナカボウズに駅まで迎えに来てもらった。ナカボウズ宅に着いてからは
ナカボウズのスイッチが入ってしまい、絶好調で喋り捲り。強烈なエネルギーを
消費したが、心地よい疲れの最高の夜だった。
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