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2005.10.17

朝のホームにて

別にたいしたことではないが、2~3mの距離のところに
Aがやってきた。いつもの朝の快速急行では電車が到着
する前に、俺の列の斜め前あたりに駅員がいて、電車
到着前のアナウンスを必ずする。今日は別にアナウンスを
する駅員を見ていたわけではないが、アナウンスが終わった
後に、おばちゃんが来てなにやら駅員に尋ねていた。

 その様子を俺は、「何を話しているのかなあ」とボーっと
見ていると、どこから現れたのかはわからないが、次に
Aがやってきてなにやら定期券を見せながら、駅員と話を
している。次の瞬間に駅員がその定期券の持ち主らしき
人の名をアナウンスしたので、おそらくはどこかで定期券
を拾ったのだろう。なかなかいいことをするではないか。
 Aは、ここではもういちいち書かないが、相変わらずずっと
俺の隣の列から乗車している。駅員となにやら話している
内容を聞き耳を立てて聞いていたわけではないが、時折、
何を話しているのかはわからないが声が漏れ聞こえてくる。
いつもと変わらず元気で明るいハキハキとした声だ。
今日は今シーズン初めてブーツを履いているのを見た。
去年の寒い時期にも時々はいていたが、ややブカブカ
気味なのを少し気にしていたのが思い出される。とにかく
久々に元気そうな声を聞いて安心した。
 こうやってすぐ近くにいるのはいるが、まったく会話を
交わすことがないという状態は、俺にとっては非常に違和感
のある状態なのだが、そんな感覚は俺だけが感じている
ものなのだろうか。今となっては、なんかのCMのすれ違い
ばかりの男女を描いたようなシチュエーションによく似ている
気がするが。決して出会うことのないニアミスの繰り返しの
あのCMに。ただ、こちらの場合は明らかに互いに確実に
存在がわかった状態の上での話なので、余計に違和感が
ある。いつになったら結婚して消え去っていくのだろう。

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